マキノで働く人たち

辛島紘子HIROKO KARASHIMA

マキノジェイ株式会社
加工技術部 第1グループ 第2チーム

辛島さんは、大学時代は美術部だったとうかがいました。

そうなんです。もともとは機械のデザインをやりたくて、工業デザイン系の学部を目指していました。ところが思うような結果が出なかったので、デザインの道ではなく、機械そのものを学べる学科を選んだのです。
大学時代は機械工学の勉強のかたわら、美術部で絵を描いていました。色鉛筆を使って、人物や動物を描くのが好きでしたね。今もデザインには興味があり、マキノの工作機械を眺めて、「かっこいいデザインだな」と思うことがあります。
マキノジェイに入社したのは、大学院生時代、所属していた研究室がマキノと共同研究をしており、その縁でインターンシップに参加したのがきっかけです。みなさん仕事にまじめに取り組んでいて、この会社なら自分も成長できそうだと感じました。実際に働いている方々を間近で見ることができたのは、就職先を決める上で、とても参考になりました。また、研究室の先生から言われた「君はマキノに合っていそう」という言葉が背中を押してくれました。

入社してから4年間は、どのような経験をされたのですか?

入社後の最初の配属先は、牧野フライスの加工技術部でした。牧野フライスはお客様向けの展示会を頻繁に行なっているのですが、私はそのオペレーターを主に担当していました。機械操作のデモンストレーションをしたり、サンプルをつくってお客様にご覧いただいたり、貴重な経験をさせてもらいました。
その後、マキノジェイの加工技術部に異動しました。同じ加工技術部という名前でも、仕事内容はガラッと変わりました。とくに異なるのは、お客様との距離感です。マキノジェイはマキノグループの中でも、お客様との距離が近い会社です。お客様と膝を突き合わせて、力をお借りしながら問題解決をしていくそのプロセスに、牧野フライス時代とは違ったやりがいを感じています。

具体的には日々、どんなお仕事をされているのですか。

まず、お客様のご要望をうかがったうえで、提案書と見積書を作成することから始まります。ご了解を得たら、それにもとづいて機械をつくり、お客様のつくりたいものがつくれるか、お客様の要求精度を満たすことができるか、当社の工場でチェックします。それをクリアしたら、実際にお客様の工場へ機械を持ち込み、当社で出ていた同じ精度が出るかチェックします。こうしていくつものハードルを乗り越え、ようやく納品となります。

一番苦労されたのはどんなお仕事でしたか?

マキノジェイに異動して、初めて携わったプロジェクトが印象に残っています。このときの問題は、部品を削れば削るほど機械が熱を持ってしまい、精度が落ちてしまうことでした。マキノジェイは量産部品をつくっているお客様が多いので、機械を動かし続けても一定の精度を保てることが重要です。困った私は、上司、先輩はもちろん、他部署まで巻き込んで問題に取り組みました。しかし、いくつかあった対策案がどれもうまくいきません。ようやく最後に残った対策案を試したところ、お客様の求める要求精度を達成することができました。お客様にご納得いただけたときは、本当に嬉しかったです。

機械というのは本当にデリケートなんですね。

はい。ほんのちょっとの差で結果が大きく変わってくるのが大変なところであり、同時に面白いところでもあります。目には見えないマイクロメートル単位の誤差でも、部品を組みつけたときに不具合が出たり、騒音に作用したりします。その他、精度に影響が出るのは、床の強度ですね。当社の工場では精度が出ていたとしても、お客様の工場に機械を持っていったとたん、床の強度の違いで精度の差が生まれることがあります。

辛島さんはどんな後輩に入ってきてもらいたいですか?

意欲のある人に入ってきてもらいたいですね。少しでもわからないことがあったら、積極的に聞いてくれる人だと嬉しいです。私自身、先輩に助けられてここまで来ました。先輩にしてもらったことを、後輩に返していけたらいいなと思います。
とはいえ私も、スタートラインに立ったばかりです。同じ部署に女性の先輩がいるのですが、その人のようになるのが当面の目標です。技術者として、これからも現場で腕を磨いていきたいと思います。
まだまだ女性は少ないので、女子学生の方は大歓迎です。少しでもこの業界に興味を持っている方は、話だけでも聞きに、ぜひ会社説明会へいらしてください。

OFFタイムの過ごし方

ウィンドウショッピングをしたり、大学の友達に会って一緒にご飯を食べたりなどしています。

※掲載内容は2019年12月にインタビューしたものです。

Working at Makinoマキノで働く人たち

※所属部署などは撮影当時のものです。

PAGETOP