1ミクロン単位の世界で、
“全部できる人”を目指す

佐々木累 RUI SASAKI

2020年入社
工業高校機械工学科出身

株式会社牧野フライス製作所
生産本部組立工場
主軸頭組立課

SNSで高校の先輩の
充実した寮生活を見て、
マキノへの入社を希望

工業高校を卒業し、すぐにマキノに入りました。仲良くしていたサッカー部の1つ上の先輩が先にマキノに入社していて、その先輩のSNSを見ていると社員寮でパーティーをするなど毎日楽しそうで。そんな先輩の様子を眺めていて、マキノっていい会社なのだろうなと思ったのが最初のきっかけです。
その後、先輩から仕事内容や職場の雰囲気を聞いて、自分もここで働きたいと思うようになりました。地元は宮城県なので上京するのは大きな決断でしたが、先輩を信頼していたので迷いはなかったですね。先輩とは今も、マキノのサッカー部で仲良くしてもらっています。結局、最後は人の縁だと感じます。
入社後1年目は様々な部署で研修を積み、2年目に現在の主軸頭組立課に配属されました。現在は、マシニングセンタの主軸を組み立てる仕事をしています。配属当初は、何をするにも先輩についてもらって、自分の作業はすべて確認してもらっていました。1年くらい経って「もう1人でやってもいいよ」と言われたときは、認めてもらえたようで嬉しかったですね。今では様々な機種を任されるようになりました。ここまで成長できたのも、先輩方が丁寧に教えてくれたおかげだと思っています。

最も重要な主軸頭の組立。
誇りとやり甲斐を感じる仕事

主軸頭は工作機械の中でも特に重要な部分です。その組立に携わっていることに誇りをもっています。精度が非常に重要で、1ミクロン単位の世界で仕事をしているので、奥が深い世界だなと感じます。何度も作業するうちにできるようになっていく楽しさや、他の人に教えることができるようになる嬉しさもあり、この仕事にとてもやり甲斐を感じています。
これまで仕事をしてきて特に嬉しかったことは、高校時代にサッカー部や進路指導でお世話になった恩師が職場見学に来てくださったことです。久しぶりに会えるだけでも嬉しかったのですが、私が職場を案内したとき「ちゃんと立派に仕事しているのだな」と言ってもらえたことは今でも忘れられません。けっこう厳しい先生だったので余計に嬉しかったですね。そもそも先ほど話した先輩がマキノに入ったのも、先生の紹介がきっかけでした。もし先生がいなかったら私もマキノに入っていなかったかもしれません。

社員寮完備で残業なし。
別部署の先輩に相談できる
風通しのよさも魅力

マキノは仕事の内容だけでなく、待遇面も大きな魅力だと思います。私の部署は残業もほとんどありませんし、恵まれているなと感じます。社員寮が完備されているのも心強いですね。地方から上京して一人暮らしするとなると、初期費用含めいろいろと支払いが多くて大変です。でも、社員寮があることでハードルはかなり下がりました。私がお世話になっている社員寮は、家賃も光熱費も比較的安いですし、食堂もあります。細かいことですが、ゴミがいつでも出せるのもありがたいですね。立地的にも会社のすぐそばなので、歩いて5分くらいで到着します。おかげで朝はゆっくりできますね。
同じフロアに同期がたくさんいるので、気持ちの面でも寂しさを感じることはありません。みんなで部屋に集まって、よくゲームをしたりして遊んでいます。あと、少し年上の別部署の先輩もいるので、会社ではなかなか聞けないようなことを相談できるのもいい点ですね。
今後の目標は、主軸頭組立課で製造しているすべてのものの組立を覚えたいです。“全部できる人”は社内でも貴重で「そういう人材がほしい」と先輩方が話しているのを聞いて、自分がそういう存在になりたいと思いました。高い目標ですが、新しいことを覚えるのは元々好きなので、決して苦にはならないと思います。
将来的には、部下に慕われるリーダーになることが目標です。私の職場のラインリーダーはすごく優しくて、フレンドリーな方です。なんでも相談でき、真面目な話も、ふざけた話もできる。私も親しみやすくて、尚且つやるべきことはしっかりやる、そんなリーダーになれたらいいなと思います。

MESSAGE

地方出身の高校生も心配なし。
のびのび働ける環境がマキノにはある

地方から出てきた同期は私を含め、入社当時は方言があったのですが、今ではみんなすっかりなくなってしまいました。ちょっと寂しいと感じるかもしれませんが、それだけ新しい環境にすんなり馴染めた、そして精神的に成長できたという証拠だと思います。社会に出ると何をするにも責任がともないます。大変なこともたくさんありますが、自分の成長につながります。
成長できる喜びを、マキノで一緒に共有しましょう。

※掲載内容は2023年11月インタビュー当時のものです。

PEOPLE