マキノで働く人たち

福元僚RYO FUKUMOTO

株式会社牧野フライス製作所
開発本部 商品開発部2
C198グループ
新機種検討担当

2020年入社

福元さんのお仕事について教えてください

私は、2021年7月から商品開発部2 a1# 50グループに配属されました。数ある商品の中でも、中型・大型の横型マシニングセンタ(a71nx、a81nx、a92、a120nxなど)のメカ設計を担当しています。メインとなる業務は、お客様の特殊仕様の設計や、トラブル対応です。
マシニングセンタは、圧力計、流量計、分配弁、クーラントポンプなど、数多くの周辺機器が使われています。メーカーと直接やり取りすることも多く、知っておくべき情報は業界を越えて多岐にわたります。機械としての機能を満たすだけでなく、組立やメンテナンスの容易化など、つくる人、使う人の立場も考慮する必要があるため、学ぶ内容が豊富な仕事だと思います。

横型マシニングセンタはマキノの主力商品ですが、担当するプレッシャーはありますか?

多少は感じますね。当然、自分が入社する前から存在する商品ですから、その歴史を知ることから始まります。この部品がここについている、ここがこういう形状になっている……すべてに理由や、役割や、思想が存在しています。
まず、それらの背景をきちんと学ぶことが求められます。その上で「どのように設計変更するか?」を考える必要があります。

つい最近、新しい部署に異動されたそうですね。

はい、今年の11月から新機種検討担当というチームに移りました。過去に触れてこなかったユニットを担当することになり、既存知識と併せてイチから学び直しという感じです。
今、感じているのは、設計の仕事は何かひとつの分野だけ知っていればいいわけではないということです。世の中にはどんな便利なものがあって、その部品はどのような工程を経て作られていて、油を使って、空気を使って、何をどうしようとしているのかといったことを、枝葉をたくさん広げて理解しないと設計はできないなと思います。そこが一番難しく、一番学び甲斐があると思いながら日々仕事をしています。

新人のころと比べて、やはり見える世界は変わってきましたか。

設計業務というものに対して、入社当時は漠然と思っていたことが、だんだん詳細まで分かってきて、「じゃあ、どうする?」ということを考えなければならない段階にいると思います。設計の仕事というのは「無知の知」の連続なんですよね。勉強すればするほど知らないこと、新たに勉強するべき箇所が見えてくる。それに終わりは無いんですけど、どこを着地点とするのか、諸先輩方は日々悩まれているんだなと思います。
先輩方は優しい人ばかりなので、質問すれば快く対応してくれます。でも、最終的には“自分”がどう思うか、”自分”がどうしたいかが大事です。先輩方もそれを分かっているので、最終的には「あくまで自分はこう思うけど……」というアドバイスをされます。
頂いたアドバイスを踏まえて、自分がどう思うか、自分はどうしたいのか。「自分」を主語にして業務を進めていくことが大切だと思うようになりました。自分の思想をどう機械に落とし込んでいくか。それが設計の仕事なのかなと思います。

今までの仕事の中で、印象に残っていることはなんですか?

初めてお客様のトラブル対応をしたことですね。トラブルが起きた場合、基本的にはお客様と密接に関わっているサービス部門が対応してくれますが、解決できないときは開発部の人間もお客様の工場へ出向いて調査することがあります。
そのときは私の経験の浅さもあって、原因を突き止めるまで時間がかかりました。実験機を使用して社内検証を重ね、起きているトラブルと同じ状況を再現、そこから対策案を検討し、制御やソフトなど他のチームと連携するなど、長い道のりを経て無事にトラブルを解決することができました。
先輩方がよく言われるのは、「設計者は設計だけするな」ということです。お客様の工場へ足を運び、自分たちがつくっている機械がどういう使われ方をしていて、使っている人はどういう思いで使っているのか。どこがよいと思っていて、どこが悪いと思っているのか。肌で感じることの大切さがよく分かりました。
嬉しかったのは、私がトラブル対応をした同じお客様から新規受注を頂いたことです。今思い返しても大変でしたが、私が関わった仕事が役に立ったのかもと、実感することができました。

メカ設計者として、マキノのいいところはどんなところだと思いますか?

モノづくりの醍醐味を実感しやすい点だと思います。
研究開発拠点と、製品を生産している工場が同じ建物内にあるのは、マキノならではだと思います。自分が設計した部品やユニットを、自分の目で確かめることができるのは大きなメリットです。
設計というと、一日中デスクワークをしているイメージがあるかもしれません。でも実際は、6割デスクワーク、4割は工場で実物の確認をしたり、機械を使った検証をしたりしています。モノづくりにおいて上流から下流まで全て見届けることが出来るという意味で、マキノはモノづくりの醍醐味を実感しやすい会社だと思います。

福元さんは、どのような学生に入ってきてもらいたいですか?

いい意味で、やりたいことへのこだわりがない人ですね。もちろん、「これがやりたい」という思いがあるのは悪いことではありません。ただ、仮に「これがやりたい」ができなかったとき、「こっちも面白そう」と思えるかどうか。自分のやりたいことに固執しすぎないで、いろんなものに興味を持てる人、いろんなものを面白いと思える人。そんな、幅広くモノづくりを学びたい方に来て頂きたいですね。一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。
私も将来、様々な分野の知識と経験を積んで、多くの点を繋げて線にできる設計者になりたいと思っています。みなさんに負けないように研鑽していきたいと思います。

Working Time & Private Time

ワーキングタイム
07:45
出勤
08:00
始業・メール確認
09:00
設計業務、メーカーとのやり取り
10:30
工場で実機の確認
11:30
製造からの問い合わせ対応
12:30
昼休憩
13:15
午後の業務開始
14:00
上司とのレビュー
15:00
改善点のまとめ、案の再構想、設計資料のまとめ
16:45
終業
17:00
退勤
プライベートタイム

音楽が大好きなので、家で音楽を聴いたり、ライブを観に行ったりすることが多いです。大学時代からバンド活動も続けていて、ロックバンドでドラムを叩いています。今はメンバーがバラバラの場所に住んでいるので、オンラインで曲をつくったり、数か月に一度集まって練習をしたりしています。
長期休暇は家族と過ごすことが多いです。最近は1週間、丸々旅行をしました。

※掲載内容は2023年11月にインタビューしたものです。

Working at Makinoマキノで働く人たち

※所属部署などは撮影当時のものです。

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