プライベートでは、よく妻と買い物に行ったり、料理をしたりするのが楽しみです。また、週に数回、近所のスポーツセンターでバドミントンや卓球をしています。自然の中で過ごすことも好きなので、厚木事業所から近い宮ヶ瀬湖や、高尾山などに行くこともあります。
徐陽Yang Xu
株式会社牧野フライス製作所
開発本部 厚木V開発部 V2グループ
中国のご出身なんですね。日本に来ようと思われたのはどうしてですか?
もともと機械が好きで、将来は製造業そのものより、製造業を支える工作機械に携わりたいと考えていました。日本なら優れた技術が学べると思い、中国の大学で日本語も学び、卒業後、日本の大学院に進学しました。また、日本は、ルールやマナーがしっかりしています。それが自分の性格に合っていたのも、日本を選んだ理由のひとつです。
数ある日本の会社の中で、マキノに就職を決めた理由は?
研究室の先輩が、マキノに就職したことがきっかけです。「マキノはいいぞ」と薦められていました。そんなとき、名古屋市国際展示場で行なわれた日本最大級の工作機械見本市、「メカトロテックジャパン」でマキノの会社説明を受け、インターンシップに応募しました。
私が参加したのは、「グローバルインターンシップ」と呼ばれる、2週間のインターンシップでした。1週目は厚木事業所、2週目はシンガポールに拠点を置くマキノ・アジアを見学させてもらいました。グローバルな会社だなと思いましたね。航空券から宿泊費まで、費用は会社がすべて負担してくれたのもありがたかったです。
また、「工作機械の未来像」をテーマにしたグループワークでは、マキノの現状に甘んじない未来志向を感じました。この会社と一緒に成長しながら、工作機械の明るい未来をつくっていきたい。そんな気持ちで入社を決めました。
現在はどのようなお仕事をされているのですか?
今年4月に入社し、まずは全体研修で業務内容、会社の歴史、制度などを教わりました。5月中旬から部門研修に移り、開発本部とS.I.T本部で、仕事に関する技術、設計ツール、プログラミングなどを学びました。
そして、11月から現在の部署に配属されました。開発本部V開発部V2グループという部署で、マキノの製品である、5軸制御立形マシニングセンタ「D200Z」と「DA300」、2つの工作機械を担当しています。業務としては、お客様のご要望を受け、特殊仕様や追加改造などのカスタマイズをするのが私の仕事です。今は、一番簡単な案件から勉強させてもらっています。たまに、機械の様子を見に工場に行くこともありますが、ふだんはオフィスでパソコンに向かって図面を描いたりしています。
4月から11月まで研修だったんですね。
そうです。研修でひと通り業務を経験させてもらったことで、自分のやりたいことがはっきりしました。自分がどんなことに興味を持っているのか、どの部署で働きたいかを知ることは、仕事をしていくうえで非常に重要だと思います。
入社して、イメージと違ったことや印象に残っていることなどありますか?
仕事においては、入社前のイメージ通りです。印象に残っていることと言えば、山梨県の富士勝山事業所で研修を受けていた際、寮のバスルームで転んで足をケガしてしまったんです。少し腫れていたものの、大丈夫だろうと思って出勤したのですが、そのことを厚木事業所のリーダに電話したら大変心配してくださり、富士勝山事業所の同僚の方とすぐに連絡をとってくれて、車で病院に連れていってもらいました。そして、帰りは寮まで送ってくれました。先輩方の温かい心遣いに、本当に感動しました。
こうした環境なら、外国人の方でも心配ありませんね。
はい、みなさん親切にしてくださいます。マキノはグローバルな会社で、外国人を積極的に受け入れているので、外国人にも働きやすい会社だと思います。外国人同士で集まって、お酒を飲みに行くこともあります。
あと、有給休暇も、事前にリーダに伝えておけば、ちゃんと取ることができます。その際、理由を聞かれたことは一度もありません。社員に優しい会社だなと感じています。
これから、どんな仕事をしていきたいと思っていますか?
まずは設計の基本をしっかり把握して、お客様のさまざまなご要望に応えることができる技術を身につけたいです。長期的には、工作機械の分野でスペシャリストになりたいですね。そのためには、電気、制御、自動化など、工作機械に関連する技術についても幅広く吸収することが必要だと思っています。
マキノにはその環境が用意されています。しかし、本人が学ぶ意欲を持っていなければ意味はありません。勉強は大学で終わりではありません。むしろ会社に入ってからが、本当の勉強の始まりです。大学や大学院で学んだ理論を実践の中で学べるし、わからないことがあれば、先輩がなんでも教えてくれます。だからこそ、学ぶ意欲を持ち続けることができる方に、入ってきてほしいですね。工作機械って知れば知るほど深いんですよ。
OFFタイムの過ごし方
※掲載内容は2019年12月にインタビューしたものです。
Working at Makinoマキノで働く人たち
※所属部署などは撮影当時のものです。
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村下伊代称
IYONA MURASHITA
株式会社牧野フライス製作所
生産本部 調達部
厚木機械課
加工プログラムチーム -
平野舜也
SHUNYA HIRANO
株式会社牧野フライス製作所
LASER事業部 営業技術部
加工技術開発課
加工技術開発チーム -
小野寺浩樹
KOKI ONODERA
株式会社牧野フライス製作所
カスタマアプリケーションセンタ(CAC)
加工技術開発部 研究グループ
基礎研究チーム -
福元僚
RYO FUKUMOTO
株式会社牧野フライス製作所
開発本部 商品開発部2
C198グループ
新機種検討担当 -
佐々木累
RUI SASAKI
株式会社牧野フライス製作所
生産本部 組立工場
主軸頭組立課
主軸組立チーム Aライン -
近藤葉月
HAZUKI KONDO
株式会社牧野フライス製作所
生産本部 調達部
ユニット調達課
厚木外注・ユニットチーム -
谷迫哲哉
TETSUYA TANISAKO
株式会社牧野フライス製作所
生産本部
厚木本体組立二課
D/V 組立チーム Aライン -
伊藤暢起
NOBUKI ITO
株式会社牧野フライス製作所
LASER・EDM事業部
LASER営業技術部
アプリケーション課
アプリケーションチーム -
櫻井彩乃
AYANO SAKURAI
株式会社牧野フライス製作所
開発本部
M1(V,iQ)開発部
V グループ -
田上裕登
HIROTO TANOUE
株式会社牧野フライス製作所
生産本部 生産技術部
生産技術三課
専用機開発チーム -
済藤貴大
TAKAHIRO SAITO
株式会社牧野フライス製作所
営業本部 国内営業部
東日本セールス2課
大宮営業所 -
徐陽
Yang Xu
株式会社牧野フライス製作所
開発本部 厚木V開発部
V2グループ -
中野佑紀
YUUKI NAKANO
株式会社牧野フライス製作所
S.I.T.本部 S.I.T.セクション
S.I.T.グループ S.I.T.チーム -
谷公美
HITOMI TANI
株式会社牧野フライス製作所
営業本部 営業企画部 -
ラミル・アブドラ
RAMIL ABDOUALLAH
株式会社牧野技術サービス
フィールドサービスセンタ
海外サービス部
プロダクトサポートグループ
欧米課欧米チーム -
辛島紘子
HIROKO KARASHIMA
マキノジェイ株式会社
加工技術部
第1グループ 第2チーム -
古川大樹
TAIKI FURUKAWA
マキノジェイ株式会社
加工技術部
第2グループ 第3チーム -
篠崎優
YU SHINOZAKI
株式会社牧野フライス製作所
EDM R&D本部 技術部
NC装置課 ワイヤ放電チーム -
山田茉央
MAO YAMADA
株式会社牧野フライス製作所
営業本部 国内営業部
金型プロジェクトセールス課 -
津田晋平
SHIMPEI TSUDA
マキノジェイ株式会社
国内営業部
国内東部営業グループ
東部セールスチーム -
益田明彦
AKIHIKO MASUDA
株式会社牧野技術サービス
フィールドサービスセンタ
テクニカルサポート部
企画グループ 企画チーム -
高野裕貴
YUKI TAKANO
株式会社牧野技術サービス
グローバルパーツセンタ
企画・推進室 -
松下左京
SAKYO MATSUSHITA
株式会社牧野フライス製作所
S.I.T本部